新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とがん診療についてQ&A -患者さんと医療従事者向け ワクチン編 第1版-

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日本癌治療学会,日本癌学会,日本臨床腫瘍学会(3学会合同作成)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とがん診療について Q&A
-患者さんと医療従事者向け ワクチン編 第1版-

 

2021年3月29日 更新

はじめに

がん患者さん、特に治療中のがん患者さんにとって、COVID-19ワクチンを接種したほうがよいのか、有効性はどれほどか、安全性は大丈夫か、副反応のリスクが高まることはないのか、がん治療に影響を及ぼすことはないのかなど、不安や疑問があるかもしれません。主治医を含め医療従事者の方も患者さんから相談されることもあると思います。各学会・団体から様々な考え方や推奨が出されていますが、まだまだデータや科学的知見が乏しいためエキスパートオピニオンにとどまっています。本Q&Aは、国内外の学会や団体のおける考え方、最新の文献を参考に、ワクチンについてできるだけ正しく評価、判断できるように作成しました。多くの皆さまに、早く国内外の専門家による見解をお届けするために、本Q&Aには難しい言葉や用語が含まれたままとなっています。がん患者さんをはじめ医療従事者でない皆さまには、ご自分の状況や心配なことを主治医の先生とご相談される際の資料としてご活用ください。ただし、限られた情報に基づいたエキスパートオピニオンであり、今後の新たな情報の集積と共に変更となる可能性がある点にご留意ください。

 

Q1:がん患者はワクチンを受けた方がよいのですか。
Q2:がんの治療中ですが接種しても影響はありませんか。
  1.手術
  2.放射線治療
  3.薬物治療
    1)細胞傷害性抗腫瘍薬
    2)分子標的薬
    3)免疫チェックポイント阻害薬
    4)ステロイド、免疫抑制薬など
  4.パフォーマンス・ステータス(PS)不良の場合
Q3:がん治療は一段落し経過観察中です。ワクチン接種の予診表に、がん治療後であることを記載し申告する必要はありますか。
Q4:がんの治療後ですが、優先してワクチンを接種してもらえますか。
Q5:ワクチンの副反応に「接種した側のわきのリンパ節の腫れ」があるといいます。乳がんの術後です。気をつける点を教えてください。 
Q6:COVID-19ワクチンの種類、効果、副反応は
Q7:新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異について

 

<作成>
がん関連3学会(日本癌学会、日本癌治療学会、日本臨床腫瘍学会)合同連携委員会
新型コロナウイルス(COVID-19)対策ワーキンググループ(WG)

■WG長
寺嶋 毅(東京歯科大学市川総合病院 呼吸器内科)
■WGメンバー
【日本癌治療学会】
江藤正俊(九州大学大学院医学研究院 泌尿器科学分野)
掛地吉弘(神戸大学大学院医学研究科 食道胃腸外科)
調 憲(群馬大学大学院医学系研究科 総合外科学講座肝胆膵外科分野)
西村恭昌(近畿大学医学部 放射線腫瘍学部門)
藤原俊義(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 消化器・腫瘍外科学)
【日本癌学会】
清野 透(国立がん研究センター 先端医療開発センター)
高山智子(国立がんセンターがん対策情報センター がん情報提供部)
松尾恵太郎(愛知県がんセンター研究所 がん予防研究分野)
松岡雅雄(熊本大学生命科学研究部 血液内科)
三森功士(九州大学病院別府病院 外科)
【日本臨床腫瘍学会】
市原英基(岡山大学病院 呼吸器・アレルギー内科)
小林信明(横浜市立大学附属病院 呼吸器内科)
小山泰司(神戸大学医学部付属病院 腫瘍・血液内科)
姫路大輔(県立宮崎病院 内科)
■日本癌治療学会 協力者
朝蔭孝宏(東京医科歯科大学 頭頸部外科)
井本 滋(杏林大学医学部 乳腺外科学)
桐田忠昭(奈良県立医科大学口腔外科学講座)
河野浩二(福島県立医科大学 消化管外科学講座)
櫻井英幸(筑波大学大学院・医学医療系・放射線腫瘍学)
田邉 稔(東京医科歯科大学大学院 肝胆膵外科学分野)
万代昌紀(京都大学大学院医学研究科婦人科学産科学分野)
光冨徹哉(近畿大学医学部外科学講座呼吸器外科学)
吉田和弘(岐阜大学医学部附属病院・病院長、岐阜大学大学院・腫瘍制 御学講座、腫瘍外科学分野)

 

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