日本癌治療学会共催がん撲滅サミット2016に関する緊急のご報告

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日本癌治療学会共催がん撲滅サミット2016に関する緊急のご報告

 

平成28年10月8日


一般社団法人日本癌治療学会
理事長 北川 雄光
 

 今般、第54回日本癌治療学会学術集会会期中の平成28年10月 22日に、本学会共催企画として開催が予定されております市民公開講座「がん撲滅サミット2016」におきまして、参加者の皆様のご質問に複数のがん治療医が対応する「公開セカンドオピニオン」なるセッションが企画されております。

 当該セッションにおいて一部、科学的根拠が十分でないがん医療が紹介される恐れがある旨のご指摘を受け、本学会としてもこれを大変重く受け止め、緊急理事会を開催のうえ以下のごとく対応することと致しました。

 患者様、市民の皆様に科学的根拠に基づくがん治療情報を適正にお届けする観点から、医学的エビデンスレベル、保険適応など医療行政上の位置づけ、臨床研究実施体制などの異なるがん治療情報を混在させた状態で、一般市民の皆様向けの同一セッションで取り扱うことは誤解や混乱を生じる懸念があると判断いたしました。

 従いまして、本学会としては本市民公開講座主催者であるがん撲滅サミット2016大会実行委員会に対して、「公開セカンドオピニオン」のセッションにつき中止をお願いしたい旨を申し入れました。なお「公開セカンドオピニオン」が変更なく予定される場合には、日本癌治療学会としてがん撲滅サミット2016の共催をご辞退申し上げることと致しました。

 本邦のがん治療の向上を目指して領域、職種横断的な取り組みを行って参りました日本癌治療学会と致しまして、共催する市民公開講座開催直前にこのような混乱を招きましたことを心より深くお詫び申し上げます。また、今後このような事態が発生しないよう共催、後援なども含めて本学会が関与する事業の精査をより厳密に行うこととし、今後も国民の皆様への適正ながん治療情報の提供に努めて参りたいと存じます。

 なお,がん撲滅サミット2016大会実行委員会からのご返答を待って,経過を改めてご報告させていただきます。

以上