認定CRC制度について

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認定CRC制度について

 

日本癌治療学会 新制CRC制度の進展にむけて

 

 一般社団法人日本癌治療学会では、がん集学的治療研究財団によって創設され、後に日本癌治療学会に管轄を移行した、データマネージャー (DM)認定制度により、2009年以来これまでに約500名以上のDMが認定されています。しかし、臨床試験のデータ管理・運営を一手に引き受け、臨床試験結果全体を左右するcriticalな業務を完遂できる人材は未だ少ないのが現状です。そのため円滑な治験支援業務を行うために必要な優れた資質と熱意を持った人材の育成が必要であると考えます。

 

 本会は今回、旧認定DMCRC制度を発展させた形で新制CRC制度を発足させました。これは、DMCRCという業務内容が必ずしも明確にはなって来なくなってきている昨今の状況を踏まえ、CRCとしての自覚をより一層認識してもらおうという思いから両資格を一本化し、申請条件や更新手続き等も明確化するとともに、より多くの方々に取得していただき、ご活躍していただきたいという思いから改正したものです。すなわち旧DMをジュニアCRCとし、そのアドバンストステージとしてCRCを設定、そしてそのさらに上級エキスパートとしてのシニアCRCという3ステップ制度とし、希望される方々がより認識しやすいようにさせていただきました。これらは今後さらに増えてくるであろう研究者主導型臨床試験の実施体制をより効率的なものにすることを目標として改定したものです。

 

 本制度は、現在厚生労働省が企画立案している「上級CRC」制度との互換性も視野に入れ、臨床試験業務全般に通暁したプロフェッショナルを活用して、次世代の基幹産業となることを目指したBioscienceの発展の基盤として重要な役割を果たすことができるよう、システムを発展させて行きたいと思っております。

 

 どうかより多くの方々が本資格を取得し、ステップアップしていただき、各種臨床試験をリードしていく存在となっていただくことを期待しております。

   

2020年 1月15

 

一般社団法人日本癌治療学会
認定CRC制度委員会
委員長 桐田 忠昭
副委員長 小林 道也
森田 智視