アカデミア・アセンブリについて

組織

アカデミア・アセンブリは、様々な検討を行うアカデミア・アセンブリ セントラル委員会 (主にがんゲノム医療中核拠点病院から構成)、アカデミア・アセンブリ メンバー (セントラル委員以外の参加施設)、アドバイザー、事務局から構成されています。事業代表を1名おいています。
アカデミア・アセンブリには、がんゲノム医療中核拠点病院およびがんゲノム医療拠点病院と、がんゲノム医療連携病院、治験実施施設が参加可能です。

活動目的

アカデミア・アセンブリの活動の目的は、がんゲノム医療の質の向上、特にエキスパートパネルの質向上および患者さんへの薬剤到達率向上等に資することです。
アカデミア・アセンブリの規約、セントラル委員等については、日本癌治療学会の外部評価を受けています。
アカデミア・アセンブリは、以下のような活動をしています。

  • 毎月1回、ミーティング (アカデミア・アセンブリ全体会議) を行い、様々な情報共有や議論を行っています。
  • 治験/臨床試験情報を定期的に更新し、内容を共有しています。治験情報については、製薬企業からも情報を提供いただいています。
  • がんゲノム医療についてのアンケート調査を行い、内容を共有しています。
  • 治験/臨床試験への患者紹介のためのシステムを構築しています (準備中)。
  • 臨床試験として、がんゲノム医療に関するレジストリー研究を行っています。
  • がんゲノム医療に関連した教育に関する活動を行っています。
  • エキスパートパネルで悩むような事例について検討、コンセンサス作成をしています。
  • がんゲノム医療に関連する最近のトピックスについて情報共有しています。


アカデミア・アセンブリの活動と成果

活動資金

アカデミア・アセンブリの活動は、以下の資金等により支援されています。

  • 厚生労働科学研究費 がんゲノム医療推進に向けたがん遺伝子パネル検査の実態把握とがんゲノム医療提供体制構築に資する研究 (研究代表 内藤 陽一)
  • 国立がん研究センター研究開発費 進行固形がんおよび造血器悪性腫瘍における新しい解析法を含むマルチオミックス解析に基づいたがん個別化治療開発基盤の構築および運用に資する研究 (研究代表 吉野 孝之)
  • 国立がん研究センター研究開発費 全エキソーム・ゲノム、マルチオミックス解析の臨床応用基盤構築及び人材育成に関する研究 (研究代表 吉野 孝之)
  • 日本癌治療学会 / ファイザー 公募型 医学教育プロジェクト助成  がんゲノム医療に関する環境整備を推進する為の取り組み (研究代表 内藤 陽一)