学会からのお知らせ

2025年05月22日
その他
中外製薬株式会社:中外製薬教育助成 2025年Web公募のお知らせ(申請期限2025年6月30日17:00)
中外製薬株式会社より周知依頼がございましたので、ご案内申し上げます。

趣旨
中外製薬は、日本の医療に革新をもたらすためには、医療者を対象とした教育活動において、従来からの活動に加えて新しい発想に基づいた教育活動が連続的に行われることが必要と考えています。
この考えのもと、課題の解決と未来の医療を担う医療者を育成する画期的な医療教育プログラムを支援します。
本制度を通じて日本の医療の進化と患者ケアの質の向上に貢献し、患者中心の高度で持続可能な医療の実現に寄与したいと考えています。

対象団体
医療用医薬品製造販売業公正競争規約で寄付が認められた団体・施設
・国内の医療関係団体(学会・研究会等、財団法人・NPO法人等、医師会・薬剤師会・歯科医師会等 〈都道府県レベル以上〉)
・国内の医療機関(大学、大学病院、地域医療支援病院、がん診療連携拠点病院)

対象プログラム
以下の要件を満たした、各公募テーマに沿った内容の医療教育プログラムを助成対象とします。
1. 国内の医療担当者(医師、薬剤師、歯科医師、看護師、臨床検査技師等)を対象としていること
2. 原則として新たに開始する医療教育プログラムであること(本年は実施中の医療教育プログラムも対象とします)
3. 複数年の医療教育プログラムであること(原則期間は3年までとし、3年を超える場合は改めて申請ください)
4. 医療教育プログラムの必要性、目的ならびに活動や成果測定について具体的内容が明記され、実現性および今後の展望まで計画されていること
5. 申請内容は、医療教育に関わる一連のプログラムがひとつの事業として構成されていること
6. 例)同じ目的として行う医療教育活動(セミナー、個々のイベント等)はひとつのプログラムとして構成ください
7. 当社が支給する助成金で寄付の大半を賄ってないこと
8. 同じ団体から同一年度に他の申請がないこと

申請対象外
以下のようなケースは申請を受付けできません。
1. 各種業界の法令や基準、ガイドライン等に違反している申請
2. 施設・団体の年間活動全体に対する申請
3. 日本国外で行われる医療教育プログラム
4. 設立初年度の団体
5. 申請期限を超過した申請
6. 研究活動への助成、または研究活動を含むプログラムの申請
7. 医療プログラムを実施する施設・団体とは別の団体が助成金の入金口座の名義である申請
8. 当社と助成に関する合意を締結する意思がない申請
9. 当社の教育啓発活動への支援(年間事業)へ申請している団体からの申請

募集する領域・疾患・テーマ
以下に記載する疾患領域、テーマを対象とした医療教育プログラムを募集します。
疾患領域 テーマ
眼疾患(網膜疾患) • 国際的な研究者育成
例:海外留学支援、海外学会参加支援

• 医療担当者育成
例:エキスパートパネルを中心としたがんゲノム医療に係る人材育成

• 医療経済・データ利活用をテーマとした研究者育成
例:疾患登録およびレジストリデータの活用に焦点を当てた研究者育成

• チーム医療・診療連携
例:発作性夜間ヘモグロビン尿症治療期における緊急時対応等の非専門医師・医療担当者教育

• 患者さんと家族への支援
例:脊髄性筋萎縮症の移行期治療における患者さんと家族への支援

• SDM(Shared Decision Making)協働的意思決定の推進
例:SDMの概念と必要性についての啓発、施設導入推進

• ICT・DXを利用した医療の効率化
例:訪問看護、オンライン診療、遠隔地医療連携の推進
神経疾患(脊髄性筋萎縮症)
神経疾患(視神経脊髄炎スペクトラム障害)
血液疾患(血友病)
血液疾患(発作性夜間ヘモグロビン尿症)
がん

助成金額

本助成制度の支援額の総額は4500万円です。10プログラム程度の採択を予定しています。

申請期間
2025年1月20日(月)9:00~2025年6月30日(月)17:00

詳細は以下をご確認ください。
中外製薬株式会社の教育助成のWeb公募をご案内申し上げます。詳細は以下をご確認ください。
URL:https://www.chugai-pharm.co.jp/sustainability/social/educational_aid.html
  • がん診療ガイドライン
  • 学術集会抄録アーカイブサイト